1. 患者情報
年代:10代(学生)
性別:男性
職業:学生
住所:金沢市
初来院日:2025年4月25日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:右>左の頭痛、めまい、吐き気
発症時期・経緯:14歳頃から秋〜冬にかけて低気圧時に必発。2〜3日寝込むこともある。
増悪因子:低気圧、朝の時間帯
痛みの性質:ズキズキ、締め付け感
3. 既往歴
既往歴:片頭痛疑い
服薬・治療歴:血圧上昇薬、片頭痛薬(現在中止)、降圧剤、酸関連薬。頭痛外来受診歴あり。
4. 治療経過と内容
初回(4/25):
- 所見:頸椎C1〜C4サブラクセーション、胸椎T1、仙骨B。頸部伸筋群弱化、胃経エネルギー低下。
- コメント:問診より片頭痛の可能性が高いが、緊張型頭痛も否定できず。現行薬が片頭痛薬でないため、頭痛外来セカンドオピニオンを勧める。
2回目〜3回目(4/29〜7/17):
- 別の脳神経外科受診で診断・注射施行。
- 季節的に安定期で頭痛は未発症。以前の薬は中止、副作用なし。
- 今後は秋〜冬前にアライメント調整を進める方針。
再評価:
- 所見:頸椎右側圧痛、C1・C2 RP、腰椎・腸骨LP、チャクラ・コバン異常。
- 施術:頸椎・骨盤アライメント調整。
治療内容の要約:頸椎・骨盤のアライメント調整と季節性頭痛発症前の予防的ケアを実施。
5. 同時に治療した症状
めまい、吐き気
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(頸椎・骨盤調整)、エネルギー調整(チャクラ5)
運動療法:なし(予防的施術中心)
その他:医療機関との併用(脳神経外科)
7. 考察
症状の原因推察:季節性の片頭痛が主因と考えられるが、頸椎・骨盤アライメント不良や自律神経系への影響が誘因として関与。
改善要因・課題:医療と併用した早期予防的施術が有効。今後は秋〜冬前のアライメント調整で発症抑制を目指す。
1. 患者情報
年代:20代
性別:女性
職業:不明
住所:新潟県
初来院日:日付不明(初診時記録あり)
2. 主訴(来院時の症状)
症状:首右側の局所的痛み(フィンガーポイントあり)
発症時期・経緯:6か月以上前から改善せず。上を向く・右回旋時に痛み増強。
3. 既往歴
既往歴:特になし
服薬・治療歴:特になし
4. 治療経過と内容
初回:
- 検査:サービカルコンプレッション右陽性。
- モーションパルペーション:C7 RP、頸椎C1〜C6サブラクセーション、胸椎T1・T4サブラクセーション、腰椎L4 LP、仙骨RA。
- 筋力検査:右中殿筋、大腿筋膜張筋弱化。
- 施術:トルクリリース、呼吸を利用した脊柱調整。初回施術後に痛み消失。
治療内容の要約:頸椎・胸椎・腰椎・仙骨アライメント調整、右股関節周囲筋機能改善。
5. 同時に治療した症状
右股関節周囲筋力低下
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(トルクリリース、呼吸による脊柱調整)
運動療法:なし(遠方のため未実施)
その他:メンテナンス通院の推奨
7. 考察
症状の原因推察:頸椎・胸椎・腰椎・仙骨の複合的アライメント不良が頸部局所負担を高め、動作時痛を慢性化。右中殿筋・大腿筋膜張筋の弱化も頸椎負荷増加に影響。
改善要因・課題:初回で痛み消失したことから神経・関節機能の回復が早いタイプ。遠方のためメンテナンス頻度が課題。
1. 患者情報
年代:30代
性別:男性
職業:デスクワーク
住所:金沢市
初来院日:2025年7月18日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:首・肩に何かが乗っているような重だるさ
発症時期・経緯:7年前から悪化と改善を繰り返し、1年前から症状が強くなった
3. 既往歴
既往歴:特になし
服薬・治療歴:なし
4. 治療経過と内容
初回時の状態:腸骨に可動域制限、整形外科検査では異常なし。右肩外転可動域120度。
経過概要:2回目(7/25)で首・肩の重だるさが軽減。
3回目(8/2)で首・肩の症状は消失。座位で腰周りの落ち着かない感覚が残存。胸椎・頸椎3番・5番の可動域を改善、大腰筋左右弱化を調整。後頭骨の歪み、左右僧帽筋弱化による猫背も調整。
治療内容の要約:骨盤・脊椎のアライメント調整により首肩症状改善、腰部の不快感は胸椎・大腰筋・後頭骨・僧帽筋の調整で対応。
4回目(8/8)で首・肩の症状は消失が継続中。腰椎の伸展、屈曲で痛みあり。頚椎5番の歪みを確認。腹直筋の神経異常により姿勢が崩れている。仙骨と頸椎の可動制限を調整後も左腰部に痛みが残る。ストレインカウンターストレインで痛み消失。
5. 同時に治療した症状
右肩の可動域制限、腰痛
6. 施術方法
手技療法:オステオパシー、カイロプラクティックによる骨盤・脊椎アライメント調整
運動療法:姿勢改善エクササイズ(僧帽筋強化)
その他:徒手筋力検査による大腰筋評価・調整
7. 考察
症状の原因推察:長時間のデスクワークによる骨盤・脊椎アライメントの崩れと、僧帽筋・大腰筋の機能低下が首肩の重だるさを増長。胸椎・頸椎の可動制限が腰部の落ち着かない感覚にも影響。
改善要因・課題:骨盤と脊椎アライメントの調整で上半身症状は速やかに改善。腰部の残存症状は胸椎・股関節周囲の可動性と筋機能改善が鍵。今後は座位姿勢の安定化エクササイズ継続が重要。
1. 患者情報
年代:35歳
性別:男性
職業:デスクワーク
住所:金沢市
初来院日:2025年7月18日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:手足・首・肩が回らない。机に突っ伏して寝ると痛みで目が覚める。夕方にかけて痛み増強。
発症時期・経緯:毎年夏〜秋にかけて同症状を繰り返す。
3. 既往歴
既往歴:特になし
服薬・治療歴:カイロプラクティック通院歴あり(継続できず)
4. 治療経過と内容
初回時の状態:頸椎1〜3番に可動域制限とサブラクセーションあり。頸椎1・3・4番、尾骨、頂頸骨、後頭骨、仙骨にもサブラクセーションを確認。反り腰姿勢。左肩屈曲制限あり。立位バランス・能力低下。
経過概要:初回施術で終了後、2週間後より月2回ペースを希望。8月4日の来院時には、1週間ほど調子が良く、症状は10割→6割に軽減。トルクリリース、大胸筋リリース、全身バランス調整を実施。
治療内容の要約:カイロプラクティックによる脊柱・骨盤調整、筋リリース法による胸郭・肩周囲の可動性改善。
5. 同時に治療した症状
左肩屈曲の可動域制限
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(脊柱・骨盤アライメント調整)、トルクリリース、大胸筋リリース
運動療法:姿勢改善エクササイズ(予定)
その他:立位バランス向上トレーニング(予定)
7. 考察
症状の原因推察:反り腰姿勢と頸椎サブラクセーションによる神経・筋機能低下が全身の可動域制限と痛みを引き起こし、特に長時間デスクワークや就寝時の姿勢で悪化。季節性の再発は生活リズム・筋緊張の変化が関与。
改善要因・課題:背骨アライメントと胸郭周囲の可動性改善が症状軽減の主因。今後は肩甲帯・体幹筋の強化、日常姿勢の修正で再発防止を図る必要あり。
1. 患者情報
年代:50代
性別:女性
職業:デスクワーク多い
住所:金沢市
初来院日:2025年6月16日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:左肩のじわーんとした痛み、右膝痛、首の違和感
発症時期・経緯:不明(慢性経過)
3. 既往歴
既往歴:特になし
服薬・治療歴:特になし
4. 治療経過と内容
初回(6/16):
- 整形外科的検査:サービカルコンプレッション右陽性、ショルダーデプレッション左陽性、ライトテスト右陽性。
- 筋力検査:左上肢(棘上筋、大腕筋、前鋸筋、大胸筋鎖骨部・胸骨部、僧帽筋下部)すべて弱化。右下肢(大腰筋、腓腹筋、梨状筋)すべて弱化。
- モーションパルペーション:頸椎C1・C5・C6・C7、胸椎T1〜T4にサブラクセーション。仙骨RPI。
- チャクラ検査:1・5・6チャクラ、胃経エネルギー低下。
- 方針:長期的ケア希望により3週間に1回ペースを提案。
2回目(7/8):
- 左肩・首の痛み軽減。頭痛出現。
- 施術:チャクラ・オーラクレンジングを追加。
3回目(7/31):
- 寒暖差により頭痛・首肩の重さ出現。
治療内容の要約:頸椎・胸椎・仙骨アライメント調整に加え、筋機能回復とエネルギーワーク(チャクラ・オーラ)で全身調整を実施。
5. 同時に治療した症状
頭痛、右膝痛
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(頸椎・胸椎・仙骨調整)、筋力改善アプローチ
エネルギー療法:チャクラバランス調整、オーラクレンジング
その他:生活リズム・冷え対策指導
7. 考察
症状の原因推察:頸椎・胸椎・仙骨アライメント不良と筋力低下が首肩痛や膝痛を誘発。エネルギー低下も倦怠感や慢性症状を長引かせている可能性。
改善要因・課題:アライメント調整と筋機能改善により痛み軽減。寒暖差や環境変化による再発防止には継続的ケアが必要。
1. 患者情報
年代:30代
性別:女性
職業:看護師
住所:金沢市
初来院日:2025年7月4日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:肩こり、背中の痛だるさ、腰痛(慢性)
発症時期・経緯:慢性的に続くが、ここ数日特に悪化。仰向けで寝ると症状増強。痛みよりだるさ優位。
3. 既往歴
既往歴:特になし
服薬・治療歴:特になし
4. 治療経過と内容
初回(7/4):
- 検査:サービカルコンプレッション左右陽性。
- 筋力検査:左頸椎伸筋群弱化、右大腰筋弱化、左中殿筋弱化。
- 可動域制限:肩関節外転90°制限、股関節内旋制限、右距骨可動制限。
- モーションパルペーション:頸椎C2・C5・C6・C7、胸椎T1・T2・T4制限、仙骨LPA。
- その他:右上行結腸部に硬さ。
- 考察:頸椎・胸椎・骨盤のアライメント不良と内臓関連の緊張が全身の筋機能低下を招き、肩・背中・腰の慢性症状を増悪させている。
2回目(7/11):
- 自覚:施術後大幅改善、症状10割→4割。腰痛はほぼ消失。
3回目(7/17):
- 自覚:15日・16日にやや調子低下も当日は良好。天候や暑さで症状変動あり。施術後強い眠気あり。
4回目(7/25):
- 自覚:全体的に安定、症状10割→3割に軽減。目の疲れ・ぼーっと感残存。
治療内容の要約:脊椎アライメント調整、内臓調整、オステオパシーによる全身調整で症状を安定化。
5. 同時に治療した症状
目の疲れ、全身倦怠感
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(脊椎・骨盤調整)、内臓マニピュレーション、オステオパシー全身調整
運動療法:股関節可動域改善エクササイズ(必要時)
その他:天候・暑熱時のセルフケア指導
7. 考察
症状の原因推察:頸椎・胸椎・骨盤のアライメント不良、内臓機能の緊張、股関節・距骨制限が複合的に作用して慢性的な肩・背中・腰の負担を増加。
改善要因・課題:アライメントと内臓調整で痛み・だるさが大幅軽減。今後は天候や環境変化による症状変動への対応と疲労管理が課題。
1. 患者情報
年代:40代
性別:男性
職業:不明
住所:金沢市(推定)
初来院日:2025年4月29日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:左の首・肩・肩甲骨の痛み、左手のしびれ
発症時期・経緯:バスケットボールを2日前に行い、お尻を強打後発症。右回旋時に左肩甲骨にビリッと痛み。
3. 既往歴
既往歴:特になし
服薬・治療歴:特になし
4. 治療経過と内容
初回:
- 整形外科的検査:サービカルコンプレッション左陽性、サービカルディストラクション右陽性、モーリーテスト左陽性、ショルダーデプレッション左右陽性。
- モーションパルペーション:頸椎6・7、胸椎1・2にサブラクセーション。
- 施術:カイロプラクティックのリバースバイト法で頸椎後部を調整。
- 結果:翌日には痛み・しびれ消失。
治療内容の要約:頸椎・胸椎アライメント調整により即時かつ持続的な症状改善。
5. 同時に治療した症状
肩甲骨周囲痛、左上肢しびれ
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(リバースバイト法による頸椎調整)
運動療法:なし(単回施術で症状消失)
その他:再発予防としてスポーツ後のストレッチ指導
7. 考察
症状の原因推察:お尻の強打による骨盤・脊柱全体のバランス変化と頸椎・胸椎アライメント不良が神経根刺激を引き起こした可能性。
改善要因・課題:適切な頸椎アジャストで神経圧迫解除され、症状が即時消失。今後はスポーツ後のケアと頸胸椎の可動域維持が課題。
1. 患者情報
年代:50代
性別:女性
職業:カウンセラー
住所:金沢市
初来院日:2025年8月5日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:腰の右側痛(立ち上がり時増悪)、足底部のしびれ
発症時期・経緯:6日前、11年ぶりにぎっくり腰発症。痛みは軽減傾向だが動作時に症状残存。
3. 既往歴
既往歴:ぎっくり腰(11年前)・頭痛持ち
服薬・治療歴:特になし
4. 治療経過と内容
初回(8/5):
- 整形外科的検査:アダムスサイン陰性、ベルトテスト陰性。
- 所見:腰椎5番にサブラクセーション、仙腸関節ロック。協調性低下による前屈→起き上がり動作で負荷増加。右大腰筋と両腰方形筋の筋力低下により前後安定性低下。
- 施術:カイロプラクティック+オステオパシーで腰椎・仙腸関節調整。
2回目(8/8):
- 腰痛は大幅軽減。座位でのみ軽度痛み残存。
- 考察:椎間板の機能低下関与の可能性。腰椎4・5番と腹筋群エクササイズを指導。
その他所見・生活背景:長距離運転が多く、腰部負担が蓄積している自覚あり。今後はぎっくり腰と頭痛の再発予防も希望。
治療内容の要約:腰椎・仙腸関節の可動性回復と腹筋群強化指導により症状軽減を図った。
5. 同時に治療した症状
足底部しびれ、頭痛予防計画
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(腰椎・仙腸関節調整)、オステオパシー全身調整
運動療法:腰椎安定化エクササイズ(腹筋群・大腰筋強化)
その他:姿勢指導、長距離運転時のセルフケア指導
7. 考察
症状の原因推察:長距離運転による腰部負担蓄積と筋力低下が、仙腸関節ロックと腰椎アライメント不良を招き、ぎっくり腰再発の素因となった。足底部のしびれは腰椎下部の神経根刺激の可能性。
改善要因・課題:アライメント回復と筋力強化で再発予防が期待できるが、頭痛も繰り返しているため、頸椎・姿勢全体へのアプローチも必要。
1. 患者情報
年代:20代
性別:女性
職業:看護師
住所:金沢市
初来院日:2025年6月7日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:腰部下方全体の痛み
発症時期・経緯:1年前に発症。勤務後半や仕事が続くと悪化。体勢変化時(寝起き・立ち上がり・三角座り)で増悪。立位では軽減。
3. 既往歴
既往歴:特になし
服薬・治療歴:特になし
4. 治療経過と内容
初回(6/7):
- 検査:整形外科的検査 左ケンプテスト陽性、左腱鞘炎陽性、セイクロイリアクストレッチ左疑陽性、ハイパーエクステンションでS1・L5に痛み陽性、SLR陰性、ボンネット陰性、パトリック・ラガレ・オーバー・トーマス陰性。立位腰椎伸展で痛み出現。
- 特殊筋力検査:腰方形筋・大腰筋・大腿筋膜張筋・大殿筋・梨状筋・ハムストリング・内転筋すべて左右弱化。肝臓エネルギー低下。
- モーションパルペーション:L3、仙骨に可動域制限と圧痛。
2回目(6/16):
- 痛み頻度大幅減、日中気づけば痛くない状態。夜勤後に症状出現。
- 検査:L5・L4可動域制限、腰方形筋・梨状筋・大腰筋に筋力低下あり。症状半減。
3回目(6/26):
- 症状半減、疲労時のみ痛み出現。
4回目(7/14):
- 疲労時軽度痛みあり。栄養指導・エクササイズ指導を実施。
5回目(7/31):
- 自覚症状ほぼなし、腰痛は発症時の4割程度に減少。再発予防エクササイズ提案。
治療内容の要約:腰椎・仙骨アライメント調整、腰部・股関節周囲筋の筋力回復、生活指導と再発予防エクササイズを組み合わせた。
5. 同時に治療した症状
股関節周囲筋力低下
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(腰椎・仙骨調整)、筋リリース(腰方形筋・大腰筋・梨状筋など)
運動療法:腰部安定化エクササイズ、股関節可動域改善
その他:栄養指導、疲労時セルフケア
7. 考察
症状の原因推察:長時間立位・夜勤などで腰部・股関節周囲筋の機能低下と腰椎アライメント不良が持続し、腰痛を慢性化。肝機能低下も筋疲労回復遅延に関与。
改善要因・課題:アライメント回復と筋機能改善により症状は大幅減少。今後は夜勤後のケアと股関節・体幹筋強化が再発予防の鍵。
1. 患者情報
年代:30代
性別:女性
職業:デスクワーク多め
住所:金沢市
初来院日:2025年7月5日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:腰痛、首肩のこり・痛み
発症時期・経緯:詳細不明(慢性化傾向あり)
3. 既往歴
既往歴:特になし
服薬・治療歴:特になし
4. 治療経過と内容
初回(7/5):
- 検査:サービカルコンプレッション右陽性。
- 筋力検査:極上筋左右弱化、大殿筋弱化、腹直筋左弱化。
- 施術:オステオパシーによる全身調整。
2回目(7/12):
- 自覚:腰痛軽減、小ばり(軽い張り)残存。
3回目(7/19):
- 自覚:腰の違和感消失、首肩の痛み軽減し軽度残存。
4回目(8/2):
- 自覚:首肩のこりは残るが、痛みは軽減し安定。
- 施術:エクササイズ指導開始。
治療内容の要約:全身アライメント調整により腰痛消失、首肩症状軽減。最終的にエクササイズで維持・予防を開始。
5. 同時に治療した症状
首肩こり・痛み
6. 施術方法
手技療法:オステオパシー全身調整
運動療法:首肩安定化・姿勢改善エクササイズ指導
その他:生活習慣の姿勢アドバイス
7. 考察
症状の原因推察:頸椎・骨盤の機能低下と体幹・殿筋の筋力低下が腰痛・首肩負担を増加させていた可能性。
改善要因・課題:全身調整で腰痛は早期改善。今後は首肩のこり軽減と体幹・肩甲帯強化による再発予防が課題。
1. 患者情報
年代:30代
性別:男性
職業:土木現場監督
住所:金沢市(推定)
初来院日:2025年7月10日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:腰痛、股関節のしびれ
発症時期・経緯:高校時代から腰痛あり(腰椎L5分離症診断)。腰痛はほぼ毎日、しびれは時々。重い物を持つ・腰を曲げる・運動・長時間歩行後に増悪。サッカー後に強く出現。
3. 既往歴
既往歴:腰椎L5分離症(高校時代診断)
服薬・治療歴:特になし
4. 治療経過と内容
初回(7/10):
- 所見:腰椎可動域制限(特に開排制限)、骨盤アライメント不良。
- 施術:カイロプラクティックによる腰椎・骨盤調整。
2回目(7/17):
- 自覚:太もも裏に痛み。翌日軽減感あり。しびれは減少。
- 所見:仙骨・骨盤制限、股関節可動域制限、ベルトテスト陰性、腰椎L5可動制限(LP)。
3回目(7/25):
- 自覚:しびれほぼ消失、腰痛残存。
4回目(7/29):
- 自覚:しびれわずかに残存、腰痛は前屈で出現。
5回目(8/4):
- 自覚:前屈で腰痛継続。
- 所見:大腰筋・腓骨筋・前脛骨筋筋力低下、頸部可動域制限、胸椎中〜上部で圧痛。膀胱経エネルギー低下。
- コメント:サッカー実施も予想以上に痛み軽減。
治療内容の要約:腰椎・骨盤アライメント調整、股関節可動域改善、体幹・下肢筋機能回復、エネルギー調整。
5. 同時に治療した症状
大腿後面痛、頸部可動域制限
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(腰椎・骨盤調整)、股関節モビライゼーション
運動療法:大腰筋・腓骨筋・前脛骨筋強化
その他:エネルギー調整(膀胱経)、運動後セルフケア指導
7. 考察
症状の原因推察:腰椎L5分離症による慢性的腰部不安定性に、骨盤・股関節制限と体幹筋機能低下が加わり症状を長期化。
改善要因・課題:アライメント改善と筋機能回復によりしびれはほぼ消失。今後は前屈痛軽減と体幹安定性強化が再発予防の鍵。
1. 患者情報
年代:50代
性別:女性
職業:保育士
住所:金沢市(推定)
初来院日:2025年5月19日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:腰部やや下方の痛み
発症時期・経緯:1週間前より悪化。長時間同一姿勢後の動き出しや歩行時に増悪。しゃがみ・立ち動作困難。
影響:動作速度低下により保育業務に支障。
3. 既往歴
既往歴:右膝水腫(15〜16年前、2〜3回受診)
服薬・治療歴:今回の腰痛で医療機関受診歴なし。過去に腰痛時に1度のみ治療院利用歴あり。
4. 治療経過と内容
初回(5/19):
- 検査:アダムスサイン陽性、ベルトテスト陰性、ゲンズレン右陽性、サイクロイリアクストレッチ陰性。
- 筋力検査:大腰筋MMT左右陽性、大腿筋膜張筋左陽性で弱化。肩甲骨右制限、頸椎C1・胸椎T1・仙骨制限。
- 施術:ゲンズレン右陽性に対し関節アライメント調整。
2回目(5/26):
- 病院にてレントゲン・注射。腰椎L4・L5すべり症と診断。
- 説明:椎間板への適度な刺激の必要性を説明、運動・整体・エクササイズを指導。
3回目(6/2):
- 自覚:週前半は痛み軽減するも、週後半に再増悪。ストレッチ多用で軽快。
- 指導:運動習慣の継続必要性を再確認。
4回目(6/9):
- 自覚:動作時痛が10割→3割に軽減。
5回目(6/16):
- 自覚:痛みほぼ消失。
6回目(6/30):
- 指導:コレクティブエクササイズ導入。
7回目(7/22):
- 自覚:業務多忙で腰痛再発も、その日の施術で痛み消失。
治療内容の要約:腰椎・骨盤アライメント調整、股関節・肩甲骨可動性改善、運動療法(ストレッチ・コレクティブエクササイズ)、生活指導。
5. 同時に治療した症状
右肩甲骨可動制限
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(腰椎・骨盤・頸椎・胸椎調整)、関節モビライゼーション
運動療法:ストレッチ、コレクティブエクササイズ
その他:業務姿勢改善指導
7. 考察
症状の原因推察:腰椎L4・L5すべり症による不安定性と股関節・肩甲骨可動域制限が負担を増大。長時間同一姿勢と業務負荷が症状の増悪因子。
改善要因・課題:適切な関節アライメント調整と運動療法で早期改善。今後は業務負荷時の再発防止が課題。
1. 患者情報
年代:30代
性別:女性
職業:看護師
住所:金沢市
初来院日:2025年7月26日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:左太もも前面から左すねまで広がる痛み・重だるさ・しびれ感、左臀部から殿部の痛み。
発症時期・経緯:2週間前より悪化。立位で楽、座位で悪化、横になると最も症状が出る。姿勢により増悪。
3. 既往歴
既往歴:腰椎椎間板ヘルニア(MRI診断)
服薬・治療歴:整形外科でブロック注射、内服(痛み止め)実施。効果減弱傾向。
4. 治療経過と内容
初回時の状態(7/26):腰椎1・2・4・5番にサブラクセーションあり。腰筋力検査で大腿直筋・腸腰筋・腎筋に筋力低下。左側腰椎神経根・大腿神経の神経症状が疑われた。治療計画は大腿神経関連の腸腰筋や靭帯緩和を中心に設定。
2回目(7/31):1日30分程度の激痛があるが、それ以外は痛みが軽減。
3回目(8/8):痛みなく眠れるようになり、薬量も医師により増量調整。症状は10割→5割に軽減。大腿神経ストレッチでしびれ再現が見られたため、セルフケア指導。
治療内容の要約:腰椎・骨盤アライメント調整、大腿神経周囲組織のリリース、腸腰筋・靭帯の緩和。セルフケアとして神経ストレッチのコントロール指導。
5. 同時に治療した症状
腰部筋力低下(大腿直筋・腸腰筋)
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(腰椎アライメント調整)、腸腰筋・靭帯リリース
運動療法:大腿神経ストレッチ指導(症状再現管理付き)
その他:セルフケア指導(姿勢・神経ストレッチ)
7. 考察
症状の原因推察:腰椎1・2・4・5番のサブラクセーションによる神経根圧迫が、大腿神経経路の疼痛・しびれを誘発。姿勢による増悪は神経伸張や圧迫の影響。薬効果減弱は機械的要因の持続が関与。
改善要因・課題:腰椎アライメント調整と大腿神経関連組織の緩和により症状が半減。今後はセルフケアによる神経伸張コントロールと腰椎安定性強化が必要。
1. 患者情報
年代:40代
性別:男性
職業:不明(記載なし)
住所:金沢市
初来院日:2025年7月29日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:左臀部から大腿にかけての強い痛みとしびれ。
発症時期・経緯:3〜4か月前より悪化し、初来院時が最も強い状態。腰痛の既往あり、痛みを繰り返していた。
増悪・緩解因子:座位・立位・前屈で悪化、就寝時は楽。靴下が履けない。
3. 既往歴
既往歴:腰椎椎間板ヘルニア(整形外科診断)
服薬・治療歴:整形外科でブロック注射を複数回(効果減弱)、自己ストレッチ(効果限定的)
4. 治療経過と内容
初回(7/29):
- アダムスサイン陽性、ベルトテスト陰性、ケンプテスト左陽性。
- SLR左60度で症状再現。セイクロイリアクストレッチ左で軽減。
- 左腰方形筋筋力低下。L4・L5、仙骨、腸骨に可動域制限。右股関節可動域制限あり。
- 考察:L4〜L5の椎間関節障害または中等度椎間板ヘルニア。麻痺はなく、神経滑走障害と炎症反応が主体。荷重軽減で症状改善するため、椎間板内圧低下と大腰筋ストレッチで緩和を図る。神経牽引刺激過敏のため滑走エクササイズを計画。
2回目(8/2):
- しびれが10割→8割に軽減。寝起き時に症状強いが、施術後の痛みは軽減。
3回目(8/5):
- 自覚症状の変化は少ないが、SLR左は60度→80度に改善。全身アライメント調整と左坐骨神経滑走エクササイズを実施。(8/7〜8/8)整形外科再診予定。以前のような強い痛みが減り、ブロック注射は不要と感じるまで改善。
治療内容の要約:脊柱・骨盤アライメント調整、大腰筋ストレッチ、坐骨神経滑走エクササイズ指導。
5. 同時に治療した症状
右股関節可動域制限、腰方形筋筋力低下
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(腰椎・仙骨・腸骨アライメント調整)、筋膜リリース(腰方形筋・大腰筋)
運動療法:坐骨神経滑走エクササイズ、大腰筋ストレッチ
その他:日常生活での荷重軽減姿勢指導
7. 考察
症状の原因推察:L4〜L5椎間板変性またはヘルニアによる神経根圧迫と滑走障害が主因。特に前屈や長時間同姿勢による椎間板内圧上昇が症状増悪に関与。
改善要因・課題:神経滑走性改善と椎間板圧の軽減により、しびれと痛みは大幅軽減。今後は股関節可動域拡大と腰部安定性強化を行い、長期再発予防が必要
1. 患者情報
年代:40代
性別:女性
職業:不明
住所:金沢市
初来院日:2025年6月6日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:正座時の左膝裏圧迫感、屈曲時の膝前面中央痛
発症時期・経緯:3〜4年前に発症、2週間前から悪化。正座で増悪。
既往エピソード:6〜7年前にスポーツ中転倒。中学生時代から膝痛あり。
3. 既往歴
既往歴:膝痛(長期)
服薬・治療歴:
- 整形外科でレントゲン→異常なし
- MRIで膝関節水腫確認、水抜き(黄色粘性液)後一時軽快
- 水腫再発時にも抜水処置
- 病院指導:筋力強化・ストレッチ実施
4. 治療経過と内容
初回(6/6):
- 検査:アプリコンプレッション左陽性、左大腰筋筋力低下、左股関節内旋制限、左腎機能エネルギー低下。
- 頸椎C1〜C7、胸椎T4、腰椎L4・L5にサブラクセーション。
2回目(6/12):
- 膝水腫再発で病院にて抜水後、正座可能に。
- 施術:左大腰筋・梨状筋リリース、股関節内外旋制限改善、腰椎L3・L4アライメント調整。アプリコンプレッション陰性化。
3回目(6/26):
- 膝痛は時々、膝前面痛減少。膝裏水腫も減少傾向。病院検査で関節異常なし。
4回目(7/11):
- 膝外側・中央部痛出現、朝の起床時に痛み。
- 施術:左脛骨、脛骨外旋、股関節内旋、左腸骨後方回旋、脛骨大腿関節スラスト実施。
6回目(7/25):
- 膝調子良好、症状3割程度に軽減。両踵の朝の痛み出現し治療開始。
治療内容の要約:膝関節・股関節・骨盤のアライメント調整と筋機能改善により、水腫減少と痛み軽減を達成。
5. 同時に治療した症状
両踵の朝の痛み
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(脊椎・骨盤・下肢アライメント調整)、股関節可動域改善、筋リリース(大腰筋・梨状筋)
運動療法:股関節ストレッチ指導、膝安定化エクササイズ
その他:日常生活での膝負担軽減指導
7. 考察
症状の原因推察:過去の外傷や長期的な膝負担により、股関節・骨盤・膝関節のアライメントが崩れ、水腫と可動域制限を繰り返していた可能性。股関節内旋制限や骨盤の回旋異常が膝関節の負荷増大に寄与。
改善要因・課題:アライメント改善と股関節可動性向上により膝症状は大幅改善。今後は再発防止のための筋力強化と水腫管理が重要。
1. 患者情報
年代:30代
性別:男性
職業:ガソリンスタンド勤務
住所:金沢市(推定)
初来院日:2025年5月24日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:右膝痛(膝裏〜前面、クリック音あり)、サブ症状として肩こり
発症時期・経緯:1か月前より発症。しゃがみ動作で強い痛み。タイヤ交換作業などで膝に負担がかかり仕事に支障。
3. 既往歴
既往歴:特になし
服薬・治療歴:特になし
4. 治療経過と内容
初回(5/24):
- 検査:整形外科的検査でドロワーテスト陰性、アブダクションストレス陰性、アダクションストレス陽性。内側側副靭帯損傷を疑う。
- 所見:右股関節可動域制限。
2回目(5/31):
- 自覚:動作時に膝痛再出現。
- 施術:膝アライメント調整。
3回目(6/16):
- 自覚:膝痛消失、肩こり残存。
- 所見:右菱形筋リリース、左僧帽筋下部・両腹直筋弱化確認。
- 施術:筋膜リリース後、左肩挙上時痛消失。
4回目(6/26):
- 自覚:左肩痛消失。
5回目(7/18):
- 自覚:膝を右にひねる動きで痛み出現。
- 施術:カイロプラクティックによる膝・股関節調整。
治療内容の要約:膝関節アライメント調整と靭帯機能改善、肩甲帯・体幹筋の筋膜リリースで主症状と副症状を改善。
5. 同時に治療した症状
肩こり、左肩挙上時痛
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(膝・股関節調整)、筋膜リリース(肩甲帯・体幹)
運動療法:腹直筋・僧帽筋下部強化エクササイズ(予定)
その他:作業姿勢改善指導
7. 考察
症状の原因推察:膝の内側側副靭帯ストレスと股関節可動性低下により膝負担増加。肩こりは姿勢性負荷と体幹筋弱化が関与。
改善要因・課題:膝はアライメント調整で改善傾向。肩こりも筋膜リリースで改善。今後は再発予防のための下肢・体幹強化が課題。
1. 患者情報
年代:40代
性別:女性
職業:保育士
住所:金沢市(推定)
初来院日:2025年4月29日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:右足首痛、右膝痛、左腰痛、肩こり
発症時期・経緯:右足首は内旋時に筋痛、座位後の立ち上がり困難、膝の屈伸制限。運動後2〜3日で膝水腫出現。左臀部痛は腰椎伸展や運動後に増悪。
3. 既往歴
既往歴:特になし
服薬・治療歴:特になし
4. 治療経過と内容
初回(4/29):
- 所見:腰椎伸展で左臀部痛。
- コメント:運動後3〜4日で左臀部痛再現あり。
2回目(5/2):
- 自覚:足首痛消失。階段昇降や膝加重でも痛みなし。左臀部立ち上がりスムーズに。
- 所見:右骨盤挙上で左臀部痛出現。
3回目(5/10):
- 自覚:骨盤中央にズレ感。
- 所見:左仙腸関節痛、右腓腹筋筋力低下。
4回目(5/24):
- 自覚:症状出ても長引かなくなったと実感。
- 指導:コレクティブエクササイズ導入。
5回目(6/21):
- 自覚:PC作業多いと頭痛出現。
- 指導:光刺激対策(ブルーライトカット眼鏡など)。
6回目(7/19):
- 自覚:右外側下腿にビリビリ感、横座り後の右膝うずき、階段歩行時痛。左臀部痛は軽度。全体的には安定。
治療内容の要約:腰椎・骨盤アライメント調整、仙腸関節・膝関節・足関節機能改善、運動療法(コレクティブエクササイズ)、生活環境指導(光刺激対策)。
5. 同時に治療した症状
頭痛(光刺激性)、肩こり
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(腰椎・骨盤・膝・足関節調整)、仙腸関節モビライゼーション
運動療法:コレクティブエクササイズ指導
その他:光刺激対策指導(ブルーライトカット眼鏡)
7. 考察
症状の原因推察:腰椎・骨盤・下肢関節のアライメント不良と股関節・膝関節の機能低下が複合的に関与。PC作業による姿勢ストレスや光刺激が頭痛を誘発。
改善要因・課題:施術と運動療法で症状持続時間短縮・安定化達成。今後は膝関節安定性と下肢神経症状の完全消失が課題。
1. 患者情報
年代:30代
性別:男性
職業:運送業
住所:金沢市(推定)
初来院日:2025年4月29日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:左手首小指側の痛み(手関節背屈時に軽い引っ張り感)
発症時期・経緯:3日前から症状持続。ジムでマシンを強く押した動作が契機の可能性。
3. 既往歴
既往歴:特になし
服薬・治療歴:特になし
4. 治療経過と内容
初回(4/29):
- 所見:右豆状骨(マメ上骨)に硬さ・可動域制限あり。
- 施術:カイロプラクティックによる手根骨調整。
- 結果:施術後、痛み消失。
治療内容の要約:手根骨(豆状骨)アライメント調整により即時痛み消失。
5. 同時に治療した症状
特になし
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(手根骨調整)
運動療法:なし(単回施術で症状消失)
その他:負荷動作回避の生活指導
7. 考察
症状の原因推察:マシン運動による手根骨(豆状骨)周囲組織へのストレスとアライメント不良が原因で屈筋腱・靱帯に張力が生じた可能性。
改善要因・課題:早期介入で症状は即時改善。再発予防には高負荷動作のフォーム改善が重要。
1. 患者情報
年代:20代
性別:男性
職業:学生
住所:金沢市
初来院日:2025年8月1日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:首・肩の痛みと可動制限。左側優位で腕までしびれあり。
発症時期・経緯:1〜2週間前より悪化、首肩の症状は5年前から継続。来院時が最も強い痛み。
その他:一日中持続する痛み。
3. 既往歴
既往歴:特になし
服薬・治療歴:筋膜リリース系整体に1度通院(効果不明)
4. 治療経過と内容
初回(8/1):
- 整形外科的検査:サービカルコンプレッション左右陽性、サービカルディストラクション右陽性、モーリーテスト左陽性、ライトテスト左陽性。
- 筋力検査:前胸筋・大腿筋・ハムストリング左右で低下。
- モーションパルペーション:頸椎C3・C7、胸椎T1〜T5、腰椎L1外側で可動制限陽性。右足首・脛骨に可動域制限。
- 考察:頸椎神経根刺激+斜角筋・小胸筋緊張による胸郭出口症候群併発。
2回目(8/4):
- 前回施術後に痛み増悪との報告。刺激量過多を反省し、刺激量を調整。
- オステオパシー全身治療+斜角筋リリース。整形外科的検査は陰性化傾向。
3回目(8/8):
- 症状は10割→7割に軽減。
- 整形外科的検査:サービカルコンプレッション左陽性、モーリーテスト・ライトテスト左陽性。
- 斜角筋・小胸筋リリース、胸椎T1のリリースを追加実施。
治療内容の要約:頸椎・胸椎の可動域改善と胸郭出口部の筋緊張緩和を目的に、全身調整と局所リリースを組み合わせた。
5. 同時に治療した症状
両下肢筋力低下(大腿筋・ハムストリング)、右足首可動域制限
6. 施術方法
手技療法:オステオパシー全身治療、斜角筋リリース、小胸筋リリース、胸椎T1リリース
運動療法:胸郭出口部のストレッチ指導(予定)
その他:刺激量調整による炎症反応抑制
7. 考察
症状の原因推察:頸椎神経根刺激と胸郭出口症候群の併発が左上肢の痛み・しびれを長期化。斜角筋・小胸筋の過緊張が神経圧迫を助長。
改善要因・課題:局所筋リリースで症状は軽減傾向だが、依然として神経刺激所見が残存。今後は肩甲帯・頸椎安定化エクササイズを併用し、可動域改善と神経圧迫軽減を継続する必要あり。
1. 患者情報
年代:40代
性別:女性
職業:事務職
住所:金沢市(推定)
初来院日:2025年7月3日
2. 主訴(来院時の症状)
症状:左手・左足のだるさ(半年間持続)
発症時期・経緯:以前から定期的に出現していたが、ここ半年は持続。家事や安静時に増悪。
その他:症状が出ると強い不安感あり。
3. 既往歴
既往歴:特になし
服薬・治療歴:病院で湿布処方(効果なし)、整骨院に一時通院(頸肩こり目的)
4. 治療経過と内容
初回(7/3):
- 所見:頸椎C1〜C5、胸椎T1〜T4、仙骨S2にサブラクセーション。
- 特殊筋力検査:右腓骨筋・左腓骨筋弱化。右上行結腸部に硬結、右膀胱経エネルギー低下。
2回目(7/10):
- 自覚:しんどさは残るがしびれなし。顎関節の訴えあり。
- 施術:全身調整+顎関節治療。
3回目(7/17):
- 自覚:手足のしびれ消失。
- 検査:股関節パトリックテスト陽性。
- 施術:股関節周囲筋調整。
4回目(8/8):
- 自覚:しびれ消失継続。股関節にピキッとする感覚が残存。
- 所見:歩幅を広げると足が出にくい。肩外転可動制限。
- 施術:腸腰筋・内転筋群調整、エクササイズ指導開始。
治療内容の要約:脊柱・骨盤・股関節アライメント調整、末梢神経症状の改善、股関節安定化を目的とした運動指導。
5. 同時に治療した症状
顎関節症状、股関節可動制限、肩外転制限
6. 施術方法
手技療法:カイロプラクティック(頸椎〜仙骨調整)、顎関節治療、股関節筋リリース
運動療法:腸腰筋・内転筋エクササイズ
その他:エネルギー調整(膀胱経)
7. 考察
症状の原因推察:頸椎・胸椎・仙骨アライメント不良と下肢神経経路の機能低下が末梢のだるさを慢性化。股関節可動性低下が残存症状の一因。
改善要因・課題:神経伝達改善と筋機能回復でしびれは消失。股関節と肩の可動域回復、安定性向上が今後の課題。