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20代 女性 看護師「腰の下全体に広がる痛み」症例

お客様情報

年代:20代
性別:女性
職業:看護師
住所:金沢市

初来院日

2025年6月7日

症状

腰部下方全体の痛み

発症時期・経緯

1年前に発症。勤務後半や仕事が続くと悪化。体勢変化時(寝起き・立ち上がり・三角座り)で増悪。立位では軽減。

既往歴

特になし

経過と内容

初回(6/7):

  • 検査:整形外科的検査 左ケンプテスト陽性、左腱鞘炎陽性、セイクロイリアクストレッチ左疑陽性、ハイパーエクステンションでS1・L5に痛み陽性、SLR陰性、ボンネット陰性、パトリック・ラガレ・オーバー・トーマス陰性。立位腰椎伸展で痛み出現。
  • 特殊筋力検査:腰方形筋・大腰筋・大腿筋膜張筋・大殿筋・梨状筋・ハムストリング・内転筋すべて左右弱化。肝臓エネルギー低下。
  • モーションパルペーション:L3、仙骨に可動域制限と圧痛。

2回目(6/16):

  • 痛み頻度大幅減、日中気づけば痛くない状態。夜勤後に症状出現。
  • 検査:L5・L4可動域制限、腰方形筋・梨状筋・大腰筋に筋力低下あり。症状半減。

3回目(6/26):

  • 症状半減、疲労時のみ痛み出現。

4回目(7/14):

  • 疲労時軽度痛みあり。栄養指導・エクササイズ指導を実施。

5回目(7/31):

自覚症状ほぼなし、腰痛は発症時の4割程度に減少。再発予防エクササイズ提案。

同時に治療した症状

股関節周囲筋力低下

施術方法

腰椎・仙骨アライメント調整、腰部・股関節周囲筋の筋力回復、生活指導と再発予防エクササイズを組み合わせた。

考察

長時間立位・夜勤などで腰部・股関節周囲筋の機能低下と腰椎アライメント不良が持続し、腰痛を慢性化。肝機能低下も筋疲労回復遅延に関与。
改善要因・課題:アライメント回復と筋機能改善により症状は大幅減少。今後は夜勤後のケアと股関節・体幹筋強化が再発予防の鍵。

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