お客様情報
年代:30代
性別:女性
職業:看護師
住所:金沢市
初来院日
初来院日:2025年7月26日
症状
左太もも前面から左すねまで広がる痛み・重だるさ・しびれ感、左臀部から殿部の痛み。
発症時期・経緯
発症時期・経緯:2週間前より悪化。立位で楽、座位で悪化、横になると最も症状が出る。姿勢により増悪。
既往歴
腰椎椎間板ヘルニア(MRI診断)
整形外科でブロック注射、内服(痛み止め)実施。効果減弱傾向。
経過と内容
初回時の状態(7/26):腰椎1・2・4・5番にサブラクセーションあり。腰筋力検査で大腿直筋・腸腰筋・腎筋に筋力低下。左側腰椎神経根・大腿神経の神経症状が疑われた。治療計画は大腿神経関連の腸腰筋や靭帯緩和を中心に設定。
2回目(7/31):1日30分程度の激痛があるが、それ以外は痛みが軽減。
3回目(8/8):痛みなく眠れるようになり、薬量も医師により増量調整。症状は10割→5割に軽減。大腿神経ストレッチでしびれ再現が見られたため、セルフケア指導。
同時に治療した症状
腰部筋力低下(大腿直筋・腸腰筋)
施術方法
手技療法:カイロプラクティック(腰椎アライメント調整)、腸腰筋・靭帯リリース
運動療法:大腿神経ストレッチ指導(症状再現管理付き)
その他:セルフケア指導(姿勢・神経ストレッチ)
治療内容の要約:腰椎・骨盤アライメント調整、大腿神経周囲組織のリリース、腸腰筋・靭帯の緩和。セルフケアとして神経ストレッチのコントロール指導。
治療内容の要約:腰椎・骨盤アライメント調整、股関節・肩甲骨可動性改善、運動療法(ストレッチ・コレクティブエクササイズ)、生活指導。
考察
症状の原因推察:腰椎1・2・4・5番のサブラクセーションによる神経根圧迫が、大腿神経経路の疼痛・しびれを誘発。姿勢による増悪は神経伸張や圧迫の影響。薬効果減弱は機械的要因の持続が関与。
改善要因・課題:腰椎アライメント調整と大腿神経関連組織の緩和により症状が半減。今後はセルフケアによる神経伸張コントロールと腰椎安定性強化が必要。