お客様情報
年代:30代
性別:男性
職業:デスクワーク
住所:金沢市
初来院日
初来院日:2025年7月18日
症状
症状:首・肩に何かが乗っているような重だるさ
発症時期・経緯
7年前から悪化と改善を繰り返し、1年前から症状が強くなった
既往歴
特になし
経過と内容
初回時の状態:腸骨に可動域制限、整形外科検査では異常なし。右肩外転可動域120度。
経過概要:
2回目(7/25)で首・肩の重だるさが軽減。
3回目(8/2)で首・肩の症状は消失。座位で腰周りの落ち着かない感覚が残存。胸椎・頸椎3番・5番の可動域を改善、大腰筋左右弱化を調整。後頭骨の歪み、左右僧帽筋弱化による猫背も調整。
治療内容の要約:骨盤・脊椎のアライメント調整により首肩症状改善、腰部の不快感は胸椎・大腰筋・後頭骨・僧帽筋の調整で対応。
4回目(8/8)で首・肩の症状は消失が継続中。腰椎の伸展、屈曲で痛みあり。頚椎5番の歪みを確認。腹直筋の神経異常により姿勢が崩れている。仙骨と頸椎の可動制限を調整後も左腰部に痛みが残る。ストレインカウンターストレインで痛み消失。
同時に治療した症状
右肩の可動域制限、腰痛
施術方法
手技療法:オステオパシー、カイロプラクティックによる骨盤・脊椎アライメント調整
運動療法:姿勢改善エクササイズ(僧帽筋強化)
その他:徒手筋力検査による大腰筋評価・調整
考察
長時間のデスクワークによる骨盤・脊椎アライメントの崩れと、僧帽筋・大腰筋の機能低下が首肩の重だるさを増長。胸椎・頸椎の可動制限が腰部の落ち着かない感覚にも影響。
改善要因・課題:骨盤と脊椎アライメントの調整で上半身症状は速やかに改善。腰部の残存症状は胸椎・股関節周囲の可動性と筋機能改善が鍵。今後は座位姿勢の安定化エクササイズ継続が重要。